清流かな M
この書体について
「横方向を意識した異色な書体」 清流かなファミリーの各書体は、 草書体を意識したフォルムを備えています。かな文字の成り立ちである草書体。清流かなは、草書の走り書きの妙とも言うべき流麗さに、明朝の要素を加味して作り上げています。縦組み、横組みともプロポーショナル加工を加えました。また、ペアカーニングも緻密にほどこしてあります。 この書体は、タイプデザイナーの金井和夫氏の普段使いの文字をベースとした、明朝・草書の複雑なフォルムイメージを持っています。「L(ライト)」、「R(レギュラー)」、「M(ミディアム)」、「DB(デミボールド)」、「B(ボールド)」の、合計5ウェイトで構成されています。 また、オールドなイメージを残しつつも、その概念にとらわれず大仮名に設計してあるので、近代的な組版にも対応するマルチな性格を備えています。 究極の流麗さを追求した、明朝風と草書風のハイブリッドフォルムフォントです。「お・す・な・ね・は」などの小さなカウンター(旋回)部分をあえて潰し「墨だまり」状にし、「走り書き」の流麗さを際立たせています。ボディの不揃いさは当社フォントの中でも最大級ですが、その分、心地よいゆらぎの効果は抜群です。その名のごとく清らかな水の流れのような、美しく味わい深い書体です。
字形
- あ
- い
- う
- え
- お
- ア
- イ
- ウ
- エ
- オ
- 安
- 以
- 宇
- 衣
- 於
- か
- き
- く
- け
- こ
- カ
- キ
- ク
- ケ
- コ
- 加
- 幾
- 久
- 計
- 己
- さ
- し
- す
- せ
- そ
- サ
- シ
- ス
- セ
- ソ
- 左
- 之
- 寸
- 世
- 曽
- た
- ち
- つ
- て
- と
- タ
- チ
- ツ
- テ
- ト
- 太
- 知
- 川
- 天
- 止
- A
- B
- C
- D
- a
- b
- c
- d
- 1
- 2
- 3
- 4
- 、
- 。
- !
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- 「
- 」