凸版文久ゴシック Pr6N R

「凸版文久ゴシック R」は、横組みの可読性を第一に考えて作られた本文用のゴシック体です。「凸版文久ゴシックDB」とのウエイト違いで、用途にあわせて使い分けができるようになっています。 現代のデジタルフォントのゴシック体に多く見られる、文字の大きさや形を均一に揃えるデザイン傾向とは異なり、文字本来の形を活かした抑揚のあるデザインで読むリズムを演出し、仮名の左側についた筆の入りのでっぱりでは、横組みの自然な文字の流れを演出しています。 また、アルファベットに設計されたスラブセリフ調のスタイルや、パーレンなど一部の約物・記号類を凸版文久体ファミリーで統一するデザインなどは、漢字、仮名、英数字、約物・記号類と、もともとデザイン設計が異なる文字を、その違いが適度に見えるようにして、人間にとって、より自然なたたずまいを演出するように設計されています。 これらにより、スクリーンメディアでも本文をストレスなく読み進められ、日本語の美しさや言葉の生み出す意味が伝わりやすい本文書体を実現しています。 ※IE8以下、iOS 3.x～4.1、Androidの一部ブラウザでは表示できません。