FONTPLUS DAYセミナー Vol. 45 『文字の歴史を再発見』 4/20(水)開催
FONTPLUS DAYセミナー Vol. 45 では、印刷博物館の中西保仁さんと木谷正人さんとオンラインでお繋ぎし、印刷博物館の展示物を紹介しながら「知ってるようで意外と知らない文字と印刷の関係」を語る対談形式セミナーを開催します。
イベントタイトルは『文字の歴史を再発見』。文字に興味がある方なら、文字の誕生、グーテンベルク印刷技術の発明、印刷と活字の歴史など、一通りご存知かと思います。文字と印刷は切っても切れない関係ですが、印刷史の文脈で文字の発展を考える機会は少なかったと思います。そこで、「印刷博物館」の展示物を皆さんと画面越しに眺めながら、中西保仁さんと木谷正人さんに解説していただきます。
セミナー冒頭では、お二人の今までの歩みや文字との出会い、印刷と文字に対する熱い想いを語っていただきます。
そのあとは「文字の歴史を再発見」をテーマとして、誰も知らないようなディープな文字ネタを披露したり、皆さんからの質問にリアルタイムにお答えするなど、皆さんと一緒に文字の歴史を再発見する番組を予定しています!初心者からマニアの方まで楽しめる内容を企画中です。
あらためて印刷と文字の歴史を紐解いて探索していくと、現在の仕事や学習に役立つヒントが発見できます。そして、デザインに対する感性や創造性がアップすること間違いなしです。
みなさまのご参加、お待ちしております。
------------
開催日時は2022年4月20日(水)19:00~21:15、Facebook Liveでの配信を予定しています。
参加費は無料ですが、配信先URLなどイベントに関する情報をメールでお送りするため、事前のお申込みをお願いいたします。
登壇者プロフィール
中西保仁 (Yasuhito Nakanishi)
印刷博物館学芸員。1995年、凸版印刷株式会社に営業職として入社後、同社百周年事業として博物館構想が持ち上がった際に設立準備室へ異動。2000年開館以降は学芸員として「ヴァチカン教皇庁図書館展 書物の誕生」、「プランタン=モレトゥス博物館 印刷革命がはじまった:グーテンベルクからプランタンへ」、「空海からのおくりもの―高野山の書庫の扉をひらく―」、「ヴァチカン教皇庁図書館展II 書物がひらくルネサンス」、「和書ルネサンス 江戸・明治初期の本にみる伝統と革新」といった展覧会運営を主に担ってきた。学芸業務を通して、次第に文字や活字への関心が高まり、日本、アジア、欧米の書物で使われる活字調査に取り組んできたが、なかでもヨーロッパの初期印刷本や幕末明治期日本の活字本が好き。印刷博物館で凸版書体のベントン母型、原図、鉛活字等を収蔵管理する関係で、凸版文久体開発の際、書体そのものの成立過程の検証にたずさわった。
木谷正人 (Masato Kitani)
印刷博物館「印刷工房」インストラクター/研究員。武蔵野美術大学でEric Gillに傾倒し、 タイポグラフィーの面白さに目覚める。卒業後凸版印刷株式会社の企画部門トッパンアイデアセンター(TIC)にてアートディレクターとして勤務。活版印刷・写真植字+オフセット印刷、そしてデジタルの時代の其々の表現手段を通じて、想いを表現し伝達してきた。その表現ツールはSPツールの制作やイベント企画、Webサービスやデジタルサイネージを使った新ビジネスモデル「Collaboring.com」「Pre-cam」「Review」の開発等多岐に渡る。現在は印刷博物館の研究員として欧文書体の活字アーカイブに取組み、博物館のリニューアルに合わせ欧文書体の体系図やiPadコンテンツを開発。その成果は展示室にて公開中。活字の素晴らしさを次世代へ伝えるべくインストラクターとして従事する。
関口浩之 (Hiroyuki Sekiguchi)
1960年生まれ。群馬県桐生市出身。現在、SBテクノロジー株式会社でWebフォント・エバンジェリストとして活動しつつ、フォントの楽しさを伝える伝道師「フォントおじさん」として広く一般に知られる。
Web担当者Forum、マイナビ IT Search+、MdN Design Interactive、翔泳社CreatorZine、日刊デジタルクリエイターズ、Schoo(スクー)等のオンラインメディアや、印刷雑誌や情報処理などの専門誌にて、文字に関する記事を多数寄稿。また、大学や専門学校での特別講師も担当。CSS Niteベスト・セッション2017にて「ベスト10セッション」「ベスト・キャラ」を受賞。2018年および2019年も「ベスト10セッション」を受賞。フォントとデザインをテーマとした「FONTPLUS DAYセミナー」を主催。2021年3月発売の「オンスクリーン タイポグラフィ 事例と論説から考えるウェブの文字表現」(BNN)へ執筆。
小さい頃から電子機器やオーディオ(真空管やトランジスタの頃から)のDIY、天体観測や天体写真が大好き。
Twitter:@HiroGateJP
Facebook:関口 浩之(フォントおじさん)
オンスクリーン タイポグラフィ
フォントの話をしよう
開催概要
イベント名 | FONTPLUS DAYセミナー Vol. 45 [文字の歴史を再発見] |
---|---|
日時 | 2022年4月20日(水)19:00 – 21:15 |
開催形式 | オンラインライブ配信 ※FONTPLUS DAYセミナーの再放送および録画配信は予定しておりませんが、登壇者の許諾があった際は期間限定でアーカイブ放送する場合があります。 |
参加登録 | 無料(要事前申込) |
出演 | 中西保仁(印刷博物館学芸員) 木谷正人(印刷博物館「印刷工房」インストラクター/研究員) 関口浩之(SBテクノロジー株式会社 Webフォントエバンジェリスト) |
定員 | 100名(先着順) |
申込方法 | https://fontplus.connpass.com/event/244918/ |
主催 | FONTPLUS(SBテクノロジー株式会社) AZM Design |
協力 |
印刷博物館 凸版印刷株式会社 Bau-ya® 株式会社エムディエヌコーポレーション 株式会社mgn フォントワークス株式会社 |