サイト紹介

植彌加藤造園株式会社は、嘉永元年(1848年)の創業以来、160年以上の経験と実績をもとに、京都で造園業を営んでいます。
Webサイトでは、庭師の匠の技や当社が手がける京都の庭園を紹介しています。

導入までの経緯

Webサイトのリニューアルに当たり、ページのレイアウトを全面的に見直すことになりました。 当社は、日本庭園を数多く手掛ける京都の造園会社であるため、和の雰囲気が感じ取れるデザインを目指し、過度な装飾は避け、シンプルで読みやすく見やすいデザインになるように気を配りました。

特に、本文のフォント(サイズは15px)については、文章量が多くても読みやすくなるように、細身の明朝体を使用することにしました。 しかし、Windowsでは、明朝体をOS標準のフォントを使って表示させるのが難しいため、Webフォントの使用を検討しました。
Webサイトのリニューアルにあたり、当初は別会社のWebフォントでテストを重ねていましたが、Windowsでの表示の遅延がどうしても気になり、他社サービスを探す中でFONTPLUSを見つけました。 FONTPLUSは、Windowsでの表示の遅延が少なく、許容範囲と判断したため、採用することにしました。

また、Webフォントの表示スタイルを選ぶことができ、入会金がかかるものの、ライセンス料金が低価格で、ランニングコストが低く抑えられることも、FONTPLUSを採用した理由です。

“読みやすさ“ と “文字の美しさ” を追求した書体選び

当Webサイトでは、見出しに「Gイワタ太教科書体」、本文に「ヒラギノ明朝 ProN W3」を使用していますが、どちらも、文字の読みやすさと、Windowsでもきれいに表示されることを基準に選んでいます。
Mac、iPhone/iPadでは、標準でフォントにアンチエイリアスがかかり、きれいに表示されますが、Windowsではフォントのサイズが小さいとアンチエイリアスがかからず、Webフォントでも、使用するフォント(明朝体)によっては、きれいに表示されないものもあります。 その点「ヒラギノ明朝 ProN W3」は、小さいサイズでもWindowsできれいに表示されたため、今回、本文用として採用しました。

ページのレイアウトでは、見出しや本文を読みやすくするため、余白を多めにとり、行間を広くしています。 また、段組みを多用することにより、一行辺りの文字数が多くならないよう気をつけています。

導入効果

リニューアル前のWebサイトでは、見映えを重視し、テキストを画像化して掲載していましたが、今回のリニューアルでWebフォントを使用したことにより、見映えを重視しつつ、テキストを掲載できるようになりました。 そのため、当社のWebサイトが検索にかかりやすくなり、サイトへのアクセスも増えました。

制作上の利点としては、Webフォントを使用したため、見出しを画像化する必要が無くなり、迅速なコンテンツの追加・更新が可能になりました。

※本記事公開時(2015/02/12)での情報です。
※本サイトで記載されている会社名および商品・サービス名は各社の登録商標または商標です。