新型コロナウイルス感染症が拡大している昨今の状況を受け、参加者および関係者の健康、安全を第一に考慮した結果、『FONTPLUS DAY セミナー in HAKATAフォントよかとよ!』の開催を中止することにいたしました。ご容赦いただけますよう、お願いいたします。

今回のイベントで「おさえておきたい文字まわりのトレンド CSS Nite Shift13 フォントセッション拡張版」を予定しておりました。そのセッションのオリジナル版(2019年12月21日開催)の動画とスライドが、昨日公開になりましたので、ぜひ、ご覧ください。

CSS Nite Shift13フォローアップ(6)
フォントセッション『おさえておきたい文字まわりのトレンド 2019』 ~鷹野雅弘さんとフォントおじさん~

今後とも、よろしくお願いいたします。またの機会にお会いできますこと、楽しみにしております。

今回のFONTPLUS DAYセミナー in HAKATAは、FONTPLUS DAYセミナーとして初の地方版。

『[フォントよかとよ!] 鷹野雅弘さん、ウジ・トモコさん、フォントおじさん、フォントワークス書体デザイナーが博多に集結しとっとーよ!! 』と題して、2020年3月7日(土)に、リファレンス大博多ビル 1109(福岡市博多区博多駅前2丁目20-1 大博多ビル11階)にて開催します。

アドビ最新事情、フォント選びとブランドデザイン、書体デザイナー対談、おさえておきたい文字まわりのトレンドの4セッションを予定しています。

主催はFONTPLUSを運営するSBテクノロジー。 今回の博多開催では、BAU-YA by AZM DesignCSS Nite、『デザイン力の基本 簡単だけど、すごく良くなる77のルール』にも協力をいただいています。

さらに、フォントワークスより協賛いただき、参加費無料のセミナーが実現できました。


また、鷹野雅弘さん & フォントおじさん(関口浩之)は、3月6日(金)熊本、3月8日(日)宮崎でもセミナーに出演!「九州クリエイティブ・ウイークエンド」として題してツアーを行います!下記2つのセミナー(有料)も併せてご参加をお待ちしています。

セッション概要

第1セッション アドビ最新動向(Ai/Ps/iPad) by 鷹野雅弘さん

2019年11月に開催されたAdobe MAXでCC 2020が発表されました。IllustratorやPhotoshop、XDなど定番のデスクトップアプリがアップデートされ、Adobe Sensei(アドビのAI関連機能の総称)による自動化もより強力になっています。

一方、iPadは、バージョン13からiOSとは独立したiPad OSとなり、マウスやトラックパッドなどのポインティングデバイスを使えたり、外部ストレージにも対応するなど、制作環境の選択肢のひとつになりつつあります。

アドビからは、Photoshop for iPad、Illustrator for iPad(β版)、ベクターとビットマップを同時に扱えるFrescoや、AR(拡張現実)エクスペリエンスをデザインするAeroなどのiPadのアプリがリリースされています。

鷹野雅弘 (Masahiro Takano)

株式会社スイッチ

グラフィックデザイン、エディトリアルデザイン、ウェブ制作の分野で、デザイン、オペレーション、設計・ディレクションなど、20年以上、第一線で手を動かし続けている。 そのノウハウをテクニカルライティングや講演に落とし込み、「制作→執筆→講演」のサイクルを回す。2015年から大阪芸術大学 客員教授。 2017年からAdobe Community Evangelist

テクニカルライターとして30冊以上の著書を持ち、総販売数は18万部を超える。なかでも『10倍ラクするIllustrator仕事術』(共著、技術評論社)は、シリーズの4万部超のロングセラーになっている。 2005年からウェブ制作者向けのセミナーイベント「CSS Nite」を主宰。都内での開催を中心に日本全国に飛び火し、600回を越える関連イベントを通して、のべ7万名を超える方が参加。 DTP制作者向けの情報サイトDTP Transitは14年目に突入。 Adobe MAX US 2018に出演。

第2セッション フォント選びとブランドデザイン by ウジトモコさん

誰もが知っている有名ブランドから、実際に開発に携わったロゴやブランドのデザインを紹介しながら、フォント選びのポイントを解説します。

ウェブデザインはもちろん、サービスや企業のブランドデザインにコミットしたい方まで、ブランドのイメージを状況に応じて、コントロールできるクリエイターになりましょう!

戦略デザインコンサルタントのウジ・トモコさんの新刊本「簡単だけど、すごく良くなる77のルール デザイン力の基本」は、昨年9月に発売され、この半年で6刷に至りました。デザイン本のベストセラーになりました。

ウジトモコ (Tomoko Uji)

株式会社ウジパブリシティー 代表取締役
戦略デザインコンサルタント・アートディレクター

デザインをブランディングや経営戦略にして効果を上げる『視覚(デザイン)マーケティング』の提唱者。かごしまデザインアワード審査員。防府市幸せますブランドアートディレクター。老舗や日本の良いものを世界に打ち出すプロジェクトにも多数関わり、持続性の高いデザインシステムなどを導入。

最近ではスタートアップ企業のCDOなども兼任。著作に『視覚マーケティング戦略』『生まれ変わるデザイン-持続と継続のためのデザイン戦略』他多数。

第3セッション 書体デザイナー対談 by 藤田重信さんと越智亜紀子さんと山村佳苗さんと森田隼矢さん

フォントワークスの発祥の地である博多にてフォント座談会を開催します。筑紫書体の藤田重信さんがファシリテーター、新進気鋭のフォントワークス書体デザイナー三名(越智さん、山村さん、 森田さん)がパネラーです。どんな座談会になるのか楽しみですね。

藤田重信 (Shigenobu Fujita)

フォントワークス株式会社
書体デザイナー

1957年福岡県生まれ。筑陽学園高校デザイン科卒。1975年、写真植字機の株式会社写研文字デザイン部門に入社、1998年、フォントワークス株式会社に入社し筑紫書体ほか数多くの書体開発をする。

「筑紫オールド明朝」「筑紫丸ゴシック」で2010東京TDC賞を受賞。BOOKデザイナー、グラフィックデザイナー必達書体となる。最新の書体、筑紫アンティークシリーズは伝統的な明朝体・ゴシック体に新しい息吹を加えたデザインで、見る者に新鮮な感覚をあたえ、筑紫書体の支持をさらに高めている。

2016年、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演。また 「フォントワークスUDフォント」がIAUDアウォード2016 銀賞を受賞。著書に「文字のデザイン・書体のフシギ」。

「筑紫オールドゴシック-B」「筑紫アンティークゴシック-B」「筑紫アンティーク明朝-L」「筑紫Q明朝-L」「筑紫Aヴィンテージ明朝-R」「筑紫Bヴィンテージ明朝-R」で【東京TDC賞2018 タイプデザイン賞】を受賞。
越智亜紀子 (Akiko Ochi)

フォントワークス株式会社
書体デザイナー

1989年福岡県生まれ。日本大学芸術学部デザイン学科卒業。 2012年フォントワークス株式会社入社。 書体の基本を日々の書体制作で学びつつ、キャッチ・ポップ系をデザイン担当。 2017年最初の書体「パルラムネ」をリリース、2019年にはパルシリーズの第2弾となる「パルレトロン」をリリース。パルシリーズを順次開発予定。
山村佳苗 (Kanae Yamamura)

フォントワークス株式会社
書体デザイナー

1991年、福岡県生まれ。九州大学大学院芸術工学府芸術工学専攻 修士課程修了。 2015年、フォントワークス株式会社入社。 2019年、仮名制作を担当した楷書体「ニューグレコ」をリリース。 6歳の頃から書道を続け、筆書体の制作を担当。
森田隼矢 (Shunya Morita)

フォントワークス株式会社
書体デザイナー

1994年、山梨県生まれ。日本大学芸術学部デザイン学科卒。 2017年、フォントワークス株式会社入社。 入社3年目。活版印刷時代の活字を通して、書体制作の基本を習得中。

第4セッション おさえておきたい文字まわりのトレンド by 鷹野雅弘さん & フォントおじさん(関口浩之)

毎年12月に開催されるCSS Nite 「Shift」というイベントをご存知でしょうか。2019年12月21日に開催されたCSS Nite Shift13「ウェブデザイン行く時代来る時代」では330名が参加し、ウェブ制作シーンを振り返りました。さまざまなテーマで8本のセッションがおこなわれました。

コンビ結成3年目の「鷹野雅弘さんとフォントおじさん」が担当する「フォントセッション」は毎年話題になり、ロングバージョンを開催して欲しいとの要望が多数寄せられました。そこで、「おさえておきたい文字まわりのトレンド CSS Nite Shift13 フォントセッション拡張版」を行います。CSS Nite Shift13のフォントセッションでは300ページを超えるスライドを25分で発表しましたが、今回は拡張版でお送りします。

関口浩之 (Hiroyuki Sekiguchi)

SBテクノロジー株式会社
FONTPLUS
Webフォント エバンジェリスト

1960年生まれ。群馬県桐生市出身。現在、SBテクノロジー株式会社でWebフォント・エバンジェリストとして活動しつつ、フォントの楽しさを日本全国で伝える伝道師「フォントおじさん」として広く一般に知られる。

Web担当者Forum、マイナビ IT Search+、MdN Design Interactive、翔泳社CreatorZine、日刊デジタルクリエイターズ、Schoo(スクー)等のオンラインメディアや、印刷雑誌や情報処理などの専門誌にて、文字に関する記事寄稿、講師など多数出演。CSS Niteベスト・セッション2017にて「ベスト10セッション」「ベスト・キャラ」を受賞。2018年および2019年も「ベスト10セッション」を受賞。フォントとデザインをテーマとした「FONTPLUS DAYセミナー」を主宰。

小さい頃から電子機器やオーディオ(真空管やトランジスタの頃から)のDYI、天体観測や天体写真が大好き。

企画・運営・進行

関口浩之 (Hiroyuki Sekiguchi)

SBテクノロジー株式会社
FONTPLUS DAYセミナー イベントプロデューサー

1980年代に日本語DTPシステムやプリンタの製品企画に従事した後、1995年にソフトバンク技研(現 SBテクノロジー)へ入社。Yahoo! JAPANの立ち上げなど、この20年間、数々の新規事業プロジェクトに従事。

現在、フォントメーカー14社と業務提携したWebフォントサービス「FONTPLUS」のエバンジェリストとして日本全国を飛び回っている。10年前に、Webフォントサービス「FONTPLUS」のビジネスモデルを立案し、自らフォントメーカー14社とのアライアンスを開拓し、マーケティング、コンサルタントを担当する。現在は、コーポレートフォントやカスタマイズフォントのコンサルテーションに力を注いでいる。別名、「フォントおじさん」と呼ばれている。
生明義秀 (Gishu Azami)
Photo by イイダマサユキ (Masayuki Iida)

AZM Design 代表
FONTPLUS DAYセミナー イベントプランナー

東京を拠点とするアートディレクター,グラフィックデザイナー,ウェブクリエイター,クリエイティブコンサルタント,講師。ブランディングやSP広告などのグラフィックデザイン、ウェブサイト制作、UI/UXデザイン、動画編集、eラーニングのオーサリングなど多数のクリエイションに従事。 広告戦略や制作システムに関するコンサルテーションも行い、さまざまな企業にプランナーやアドバイザーとして招請されている。

最新技術の啓蒙や後進の育成に尽力し専門学校などの教育機関で講師を務めるほか、Adobe MAXなどの大規模イベントをはじめ、宣伝会議やデジタルハリウッドなどの専門講座にも多数登壇。
自らプロデューサーとして主宰するセミナーイベント『BAU-YA』では、現場主義の実践的なテーマ性のセミナーを企画し開催している。

趣味は音楽と自転車旅行。ムエタイのジムに通い、キックボクシングの試合に参戦。

BAU-YA プロデューサー
学校法人専門学校 東洋美術学校 講師
公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA) 正会員

Twitter: @g_azami
Facebookページ: AZM.Design.Tokyo

スケジュール

プログラムの時間割は追って公開します。4つのセッション概要は上記をご参照ください。

概要

イベント名 FONTPLUS DAY セミナー in HAKATA フォントよかとよ! — 鷹野雅弘さん,ウジ・トモコさん,フォントおじさん,フォントワークス書体デザイナーが、博多に集結しとっとーよ!! —
日時 2020年3月7日(土)14:00 – 18:40(受付開始 13:30)
会場 リファレンス大博多ビル11階 1109
福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目20-1 大博多ビル(博多駅博多口から徒歩7分))
参加費 無料(要事前申込)
定員 80名(先着順)
申込方法 https://fontplus.connpass.com/event/165960/
主催 SBテクノロジー株式会社
協賛 フォントワークス株式会社
協力 BAU-YA by AZM DesignCSS NiteDTP Transit株式会社ウジパブリシティー