「イワタ宋朝体」「イワタアンチック体」計7書体の提供を開始

FONTPLUSは、イワタの「イワタ宋朝体」「イワタアンチック体」計7書体の提供を開始しました。

※このページのタイトルにイワタ宋朝体、中見出しと本文にイワタアンチック体を使用しています。

イワタ宋朝体

宋朝体はシャープな画線や鋭い点画が特徴の、格調高い伝統書体です。宋代の書体ですが、中国では現在も公式文書など格式を重んじる場合に広く用いられています。

イワタ宋朝体は、イワタの前身である岩田母型製造所の金属活字「方宋体」の復刻書体です。右上がりの横画などの特徴を残しながら、現代的なアレンジも加えてデジタル化されました。仮名のデザインがたいへん個性的ですが、より使いやすいデザインの「新がな」も用意されています。明朝体とはひと味違う、新鮮な雰囲気で画面を演出してくれるでしょう。

• イワタ宋朝体 D
• イワタ宋朝体 B
• イワタ宋朝体新がな D
• イワタ宋朝体新がな B

イワタアンチック体

アンチック体はゴシック体の漢字に合わせるためにデザインされた明朝系の仮名書体です。漫画のふきだしや辞書の見出しなどに使われてきました。ゴシック体と調和する太めの横画が特徴です。

イワタアンチック体はアンチック仮名とゴシック系の漢字を合わせたフォントです。また特殊な仮名や絵文字・記号類などを多数収録しており、画面に遊び心を加えたいときに最適です。

• イワタアンチック M
• イワタアンチック B
• イワタアンチック E

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参考資料：雪朱里『時代をひらく書体をつくる。』（グラフィック社、2020年）