FONTPLUSでは、フォントに関する取り組みとして、学生支援活動や活字文化の継承活動を行っています。
コンピュータを使って「創造力」を仕事にする学校「京都デザイン&テクノロジー専門学校」にて、2022年9月29日(木) に“フォントおじさん”こと弊社Webフォントエバンジェリスト 関口 浩之が特別講義を行いました。
「業界で役立つフォント講座」と題し、実例を紹介しながらシーン毎になぜその書体が使われているかなどを解説しました。

受講学生からの感想

この講義に参加された学生からたくさんのご感想・コメントをいただきました。
一部をご紹介いたします。

「普段は気に留めることのなかったフォントですが、フォントの持つ機能を知ると確かに有効活用されているように感じました。また、新しい面白い物の見方を得られて良かったです。早速、来月に発表を控えた企業プロジェクトの企画案の資料に活かしてみようと思います。」

「僕自身、フォントを永遠にみたり、デザイン性を考えてフォントを選ぶのが凄く好きなので、興味深い特別講義でした。フォントが面白い!ということがより深く分かりました。今日の講義を参考にさせていただきます。」

「フォントはどの業界にいても重要になると思っているので、しっかりと人が見やすい文字の形や色などを研究していきたいと思いました。」

「人に伝わりやすくするために、面倒だからではなく少しでも工夫しようと思った。参加前は全く興味がなかったが講演を聞いて良かったです。」

「普段何気なく読んでいる文字のデザインについて考えたこともなかったので、とても良い機会でした。昔使っていた活版の実物も見れてよかったです。フォントを変えられるタイプライターの丸いやつ、私も欲しくなりました。」

「授業で発表資料を作成するときに、もともと設定している初期フォントを使っていたが、読みやすい資料、印象を変えるためにフォントにもこだわって、よりよい資料作成ができるようにしていきたいです。今回の講演でフォントを使い分けることの大切さを学びました。自分が作成した資料を、より印象的なものにできるようにしていきたいです。」

「動画においてフォントというのは、人の感情表現に必須。動画の字幕においてフォントは感情表現などに必要不可欠なことなので、ためになりました。」

「京都デザイン&テクノロジー専門学校(京都TECH)」について

京都TECHでは、技術・コミュニケーションそして3つの考え方を学びます。
「CREATIVITY」・・・無限の創造力を発揮することの大切さ。
「INNOVATION」・・・変化の時代に常に新しい考えを生み出すことの大切さ。
「LEADERSHIP」・・・世界中の人々に共感を与え、感動と行動を生み出す大切さ。
京都TECHは、「自分らしさ」を活かし、未来をつくる人材を育成します。
(京都TECH・公式サイトより引用)

講師プロフィール

関口浩之 (Hiroyuki Sekiguchi)

1960年生まれ。群馬県桐生市出身。現在、SBテクノロジー株式会社でWebフォント・エバンジェリストとして活動しつつ、フォントの魅力や楽しさを伝える伝道師「フォントおじさん」として広く一般に知られる。
1980年代にワープロやプリンタの製品開発に従事した後、1995年にソフトバンク技研(現SBテクノロジー)へ入社。Yahoo! JAPANをはじめ、数々の新規事業に参画した後、2011年にFONTPLUSを立ち上げ、フォントメーカー14社と提携したWebフォントサービスを運営。情報処理や印刷関連の専門誌、フォント関連書籍の記事執筆多数。大学や専門学校での特別講師も務めている。

Twitter:@HiroGateJP
Facebook:関口 浩之(フォントおじさん)
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