FONTPLUS DAYセミナー Vol. 55では、先日、発売された書籍『タイポグラフィ・ブギー・バック: ぼくらの書体クロニクル』の著者である正木香子さんをお招きし、オンラインセミナーを開催します。テーマは『タイポグラフィ・ブギー・バック』です。

正木さんといえば、2013年に発売された書籍『文字の食卓』が目に浮かびます。この本では39書体をとりあげて、「炊きたてごはんの文字」「氷彫刻の文字」などのように文字を食にたとえています。誰もが楽しく書体を味わうことができる、いままでにない書体見本帖でした。

セミナー冒頭では、正木さんがどのようにして文字・書体に出会い、興味をもったのかをフォントおじさんがインタビューします。

その後、新刊『タイポグラフィ・ブギー・バック: ぼくらの書体クロニクル』に関してあれこれと話をお聞きしていく予定です。この本の表紙に「雑誌、マンガ、書籍、CD、テレビ……さまざまなメディアの書体から1990〜2010年の30年を読み解く」と書かれています。まさに、「写植からデジタルフォントへ変化」した時代。「その頃を支えたのはこんな文字だった」ということが本書を読むと感じられると思います。新刊のタイトルがなぜ『タイポグラフィ・ブギー・バック』になったのか。気になる方はぜひ、FONTPLUS DAYセミナー Vol. 55 へのお申し込みをお待ちしております。

正木香子さんさんの主な著書

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開催日時は2023年4月26日(水)19:00~21:15、Facebook Liveでの配信を予定しています。
参加費は無料ですが、配信先URLなどイベントに関する情報をメールでお送りするため、事前のお申込みをお願いいたします。

申込はこちらから
https://fontplus.connpass.com/event/281033/

登壇者プロフィール

正木香子(Kyoko Masaki)

文筆家。1981年、福岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。幼いころから活字や雑誌の書体に魅せられ、〈滋味豊かな書体〉をテーマに各紙誌にエッセイを発表している。著書に『文字の食卓』『文字と楽園——精興社書体であじわう現代文学』(以上、本の雑誌社)、『本を読む人のための書体入門』(星海社新書)。

Twitter:@mojisyoku 正木香子/文字の食卓
Webサイト:文字の食卓

関口浩之 (Hiroyuki Sekiguchi)

SBテクノロジー株式会社 Webフォントエバンジェリスト

1960年生まれ。群馬県桐生市出身。フォントの楽しさを伝える伝道師「フォントおじさん」として広く一般に知られる。
Web担当者Forum、マイナビ IT Search+、MdN Design Interactive、翔泳社CreatorZine、日刊デジタルクリエイターズ、Schoo(スクー)等のオンラインメディアや、印刷雑誌や情報処理などの専門誌にて、文字に関する記事を多数寄稿。また、大学や専門学校での特別講師も担当。ミームデザイン学校2022に参加。2021年3月発売の「オンスクリーン タイポグラフィ 事例と論説から考えるウェブの文字表現」(BNN)へ執筆。小さい頃から電子機器やオーディオ(真空管やトランジスタの頃から)のDIY、天体観測や天体写真が大好き。

Twitter:@HiroGateJP 関口浩之/フォントおじさん
Facebook:関口 浩之(フォントおじさん)
オンスクリーン タイポグラフィ
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開催概要

イベント名 FONTPLUS DAYセミナー Vol. 55 『タイポグラフィ・ブギー・バック』
— 「文字の食卓」の正木香子さんをお招きして —
日時 2023年4月26日(水)19:00 – 21:15
開催形式 オンラインライブ配信
※FONTPLUS DAYセミナーの再放送および録画配信は予定しておりませんが、登壇者の許諾があった際は期間限定でアーカイブ放送する場合があります。
参加登録 無料(要事前申込)
出演 正木香子さん(文筆家)
関口浩之(SBテクノロジー株式会社 Webフォントエバンジェリスト)
定員 150名(先着順) ※増枠しました
申込方法 https://fontplus.connpass.com/event/281033/
主催 SBテクノロジー株式会社
AZM Design
協力 Bau-ya®️
株式会社エムディエヌコーポレーション
株式会社mgn
フォントワークス株式会社