『次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会』の活動がグッドデザイン賞を受賞
〜「FONTPLUS」はWebフォントの提供で貢献〜
ソフトバンク・テクノロジー株式会社のWebフォントサービス「FONTPLUS」が参加しているプロジェクト『次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会』の活動が、公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)主催の2018年度グッドデザイン賞において、グッドデザイン賞を受賞しましたのでお知らせします。
グッドデザイン賞は、デザインが優れた物事に贈られる賞であり、工業製品からビジネスモデルやイベント活動など幅広い領域を対象としています。
「次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会」とは
電子書籍端末メーカー、印刷事業社、通信事業者などの民間企業等により構成される組織で、Webにおける縦書きやルビなど日本語固有の表現の国際標準化や普及促進に関する活動を行っています。
本活動にて、「FONTPLUS」は、 『次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会』が制作したWebサイト 「縦書きWeb普及委員会」へWebフォントを提供。普及促進活動にも貢献しております。
■Webサイト「縦書きWeb普及委員会」 https://tategaki.github.io/
「私の選んだ一品」展
また、Webサイト 「縦書きWeb普及委員会」はグッドデザイン賞の審査委員のお気に入りや気になった受賞作=「一品」に選出され、10月3日(水)~11月4日(日)に開催される「私の選んだ一品」展において展示されることが決定いたしました。
■「私の選んだ一品」展の概要
概要 | ・グッドデザイン賞審査委員一人ひとりが選んだお気に入りの受賞デザインを展示する企画展 ・縦書きWeb普及委員会は【鹿野 護委員】のお気に入りとして展示 |
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期間 | 10月3日(水)~11月4日(日) |
場所 | GOOD DESIGN Marunouchi 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F https://www.g-mark.org/gdm/access.html |
備考 | 入場料無料 |
2018年度グッドデザイン賞審査委員会より評価コメントをいただいております。
「Webデザインに縦書きがあったら、新たな表現文化が生まれるのではないか。そんな可能性を感じるプロジェクトである。この取り組みの素晴らしい所は、こうした縦書きを場当たり的な対応方法として普及させるのではなく、国際標準化を後押しするというアプローチを取っている点である。今後縦書きが可能になることで、新たなユーザビリティの課題なども予見される。しかし横書きと縦書きを自由に選択できることは、これからのWebデザインに多様で自由な表現をもたらすきっかけとなるはずだ。」