一般社団法人情報通信技術委員会が開催する「情報通信技術賞」において、弊社Webフォントエバンジェリスト関口浩之の所属する「次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会(代表者:村井純氏)」が総務大臣表彰を受賞しました。

「縦書きWeb」の活動が評価されての受賞

「次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会」は、英語が標準設定であるWebブラウザにおいて、インターネット上のデザインや表現を多彩にするため、CSS Writing Modes Level 3の普及啓蒙に取り組んできました。

CSS Writing Modes Level 3とは、世界中のさまざまな言語の記述方向をWeb上で実装可能にするCSS(Cascading Style Sheets)の国際標準仕様です。これにより、同じWebページ上でテキストを「縦書き/横書き」を混在表現したり、「左から右/右から左/上から下/下から上」の書字方向を指定したりすることが可能になりました。

本検討会の中でも「縦書きWeb普及委員会」は、日本を含む縦書き文化圏で根付いている縦書きの文字組みをWebブラウザで実現することを目的にした活動です。関口は検討会のメンバーとして精力的に検討会に参加しつつ、年30回以上、2,000名を越えるWebデザイナーやWebディレクターに「たてよこ混在Web」の魅力を訴求するなど、多大な貢献を行う活動をしてきました。

15年という歳月をかけた普及啓蒙活動の結果、2019年末にW3Cにおいて当Web技術が国際標準勧告化されました。その功績が評価され、今回の受賞となりました。

2020年度情報通信技術賞(総務大臣表彰)受賞者の決定:一般社団法人情報通信技術委員会

縦書きWeb普及委員会

縦書きも横書きも自由に、豊かに表現するWebフォント

豊富なWebフォントが利用できるFONTPLUSは、ダイナミック・サブセット技術による軽快な表示や、心地よい読み味を実現する文字詰め機能を備え、縦書きはもちろん、Webにおける様々なタイポグラフィ表現に対応します。

FONTPLUSをご採用いただいた、縦書き横書き混在のWebサイト事例をご紹介します。

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